【観光】松代の地で文武を奨励した中心地「文武学校」見学!




真田邸()を見学後は向かって左の道へ行きました。
GWではありますが、夏休みのような景色。



観光地というと妙に整備されていたり
都会の中に突然あったりと、世界観の中に
入り込めないことが沢山あるのですが
ここ一帯は、とても静かな住宅街という印象。



とはいえ道路などは区画整備されていて
真田邸の塀沿いを歩くのは気持ちがよかったです




しばらく歩いていると、目的地へ到着!





これが国指定史跡である 松代藩文武学校




 松代藩八代藩主の幸貫が、武士の世の中でありながらも
文武の奨励を目的として、1851年松代藩の藩校である
文武学校の建設準備にとりかかり、九代藩主幸教によって
学校建設が着手されたそうです。



藩校の多くが幕府の学問所にならって
孔子廟を設けていたそうですが、(儒教教育)
文武学校には設けていなかったり、文学(漢学)・躾方・医学・軍学と
いった文学のほかに西洋砲術・弓術・剣術・槍術・柔術まで
学ぶ機会があったとか。


その後は、松代小学校の校舎としても
使用されていたそうで、この東序ではなんと
ミシンの授業をしていたとか!
様々な歴史を見てきた建物ですね。




こちら剣術所。
現在も使用されているとか。
現在みても梁が立派です。



ちなみにこの奥側は一段高くなっているのですが
身分が高い親がこの一段高くなっている場所に
座ってみていたそうです。身分制度があった頃
ならではの建築物ですよね~。




メインとなる文学所へと向かいます!!



3か所の入り口があり、左手から生徒、先生真ん中の
現在六文銭が掲げられている一番大きな入り口が
お侍様の入り口だったそうです。ちなみにこの入り口は
ドラマでもよく使用されているそうで、NHKで放送された
ドラマ「坂の上の雲」にも出ているんだとか。
それには周辺に大きな施設がないということも
関係しているみたいです。それを聞いて現代と過去が
交錯しているような不思議な感覚になりました。



中に入ってみると紙で作られた甲冑が!!
本物さながらのクオリティです。



お庭からは現在の松代小学校が。
とても立派な造りで景観にもマッチしていました。



勉強する場ではありましたが、武士も視察していたそうで
そのあたりの場所もきちんと整備されていたり。



ちなみに今なら武士になった気分に浸れますw




弓道場も現在も稼働中。
まるで真田一門になった気持ちになれる!?




長野県は教育県だなんて言われることもありますが
そのいわれがもしかしたらこの場所にも
あるんじゃないかなと思いました。




いまの小学校を横目に文武学校をあとに・・




ゆったりとした時が流れていて
こんなところに別荘をかまえたいなあと
歩きながら思ったわたしなのでありましたw






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