【招待】ホリデーインホテル光州周辺にある5.18自由公園に行ってみた話。



キムチツアー本編を一通り書き終えたので
ここからは裏キムチツアー?
隙間時間を見つけて散策したり
買ったものを書いていこうと思います



締め切りのものは出したので、ここからは
ゆっくり更新していくのをご容赦ください…。




2日目の朝、出発まで時間がちょっとだけあったので
ホテルの周辺を歩いてみました。





夜は気づきませんでしたが朝見てびっくり!
口コミにも書いてありましたが本当に窓の
形が千差万別すぎる|д゚)!!
そして日本だと建築法にひっかかりそうなぐらい謎のでっぱりの構造(笑)
中はとても静かだしきれいだし部屋もいいし
快適だったですよ、これはまじで。




コチラがホテルの前を走っているメインの大通り
車線広!!韓国の車線の広さは軍事に備えてとか
聞いたことがあるけど、しかし日本よりも狭い土地なはずなのに
広い。そして日曜の朝とは言え車も人も
全然いないのがちょっと恐怖でした(笑)



ホテルの前には金大中センター駐車場が。
金大中といえば聞き馴染みのある名前です。




それがまさにこの方大韓民国第15代大統領
金大中(キムデジュン/김대중)です。
※こちら若かりし頃の選挙ポスター




全羅地域出身、大統領経験者
しかもノーベル賞まで取っているという事で
名前がつけられているのでしょう。
ちなみに全羅地域で唯一の大統領です。

1954年の選挙で国会議員に初挑戦するも落選。
1961年に補欠選挙で初当選したそうですが、
今何かと話題の悲劇のアイコン?朴槿恵のお父様であった
朴正煕(当時はまだ大統領ではない)による
軍事クーデターにより無効となったそうです。

1971年の大統領選で、その当時の現職朴正煕に
あと一歩のところまで迫ったようですが、落選。
以後、政敵としてつけ狙われるようになって
交通事故を装った暗殺工作に遭って大けがを負った事も。
(ドラマみたいな展開だな)

1973年には東京に滞在中、何者かによって拉致され
行方不明となったそうです。これがかの有名な金大中事件。
犯人は、謀殺を意図した韓国中央情報部 (KCIA) の工作員で
あった事が後に判名刺、さらに東京にいたはずの彼はソウルの自宅にて発見される
といったイリュージョンもびっくりなことが起こったとか。
その後はしばしの軟禁状態が続いたようです。




その後の大統領になるまで、なった話は
これを挟んでからということで。



そんな金大中の名前が付いている
金大中コンベンションセンターが
まさに前にありました!
とても大きくてこれもレガシーになる?



国際会議なんかも開かれてるようです。
一応光州空港の隣駅だし便はいいのか?




真面目な会議だけはなく食品博覧会や


HIPHOPフェスティバルもするみたい
最近何かと話題の元f(x)のお騒がせ
女子ソルリの彼氏がいる다듀や
빈지노やらが出る中で



지코♡じこちゃんの今年の活躍も
素晴らしかった…熱愛しかり…



大衆交通のバス停も近くにありました。




ちょっと行くとアパート街
人の気配がなくてちょっとこわい。
ちなみにこのアパート街をもっと越えると
飲み屋とラブホ街でさながら歌舞伎町



そしてそのマンションの前にあったのがここ
5.18 자유공원(5.18 自由公園)です。




では、先ほどの話に戻ります。
漢江の奇跡など経済的な成長を
見せる一方で独裁的になってきた
朴正煕が暗殺されたのち、金大中の名は
再び政界で注目されることとなります。



1980年に公民権を獲得し、再び政治活動を
開始し始めたところで、再び逮捕され
そこを契機に民主化への気運につながり
光州で発生したのが光州事件だそうです。



光州事件とは1980年に光州で起こった
反政府デモであり、多くの市民の
犠牲を生んだ事件です。
国内外問わず情報規制が敷かれ
内部で起こっていることは知らされる
事なく、海外からのリーグで
その現場が広まったそうな。



この自由公園はかつて市民が拘束され
軍事裁判にかけられてた場所だそうです。


10分しかなかったので中まで見ることは
出来ませんでしたが中には記念館の
ようなものもあるそうです。



つい30年ほど前にこのような事があったとは
思えないほど静かな場所でした。



ぜひまた再訪して学びたいものです。


さて、金大中話の続きを
光州事件のきっかけを作ったという理由で
一時は死刑判決を言い渡されたそうですが
日本やアメリカが韓国へ駆け寄ったことで
再び命を救われることに。
そしてアメリカへと亡命します。


しかし亡命先の米国からの帰国を
強行したことで軟禁状態に置かれることに。
その後全斗煥大統領により政治活動を
解禁され、その後再び公民権を回復。

その後は大統領選に何度となく挑戦するも敗北。
そして一時政界を引退を表明していたそうです。
一時は研究者として論文を書いていたそうですが
1995年に再び政界へと復帰したそう。


そして1997年に大統領選へと就任して
いくのですが、ここからはこの話と
少しずれそうなので大統領になるまでの
金大中についてで終えておきます。



長期戦も辞さないかとおもった朴槿恵大統領の
辞任へのカウントダウンも決着。
今回の辞任劇も沢山の登場人物が
出てきて、ドラマより面白い…!と
見てはおりましたが、これが自国だったら
失望すること間違いなしでしょう。
全てできるわけではないでしょうが
韓国にたまった数十年の暗い部分が
少しでも改善され、国民の心が
少しでも和らげばと思うばかりです。



取材協力 韓国農水産食品流通公社




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